自閉症の症状

自閉症という表現は、誤解を招きやすい名前です。

その名前から、引きこもりなどと勘違いされることもあります。

自閉症は、自分の殻に閉じこもっているわけではありません。

 

自閉症は、広汎性発達障害の一つで、発症率は100人に1人と言われています。

女の子よりも男の子に多くみられます。

 

男の子の脳は、女の子の脳よりも抵抗力が弱く、ダメージを受けやすいと言われています。

また、胎児期の最初の脳は、女の子の脳パターンであり、

男の子はそこに男性ホルモンが作用して、脳のパターンが変化すると考えられています。

そのことが男の子に発達障害が多いことと関係しているのかもしれません。

 

 

幼児期の自閉症の症状は、目が合わない、親から平気で離れてしまう、

呼んでも無視をするなどの行動です。

 

親への後追いをせず、それどころか歩けるようになると、フラフラとどこかへ行ってしまい、

親の方が後を追いかけていかないと迷子になってしまいます。

人見知りもあまり見られないのが普通です。

 

泣いたり笑ったりといった母親への愛着行動も少ないため、

1歳の誕生日の頃までは、育てやすい子と勘違いしてしまうケースもあります。

 

言葉の遅れも特徴で、言葉が出てきてもオウム返しが長く続く、

疑問文で要求するなど、独自の言葉が見られます。

さらに成長しても、会話が著しく苦手なことが多いです。

また、冗談や比喩が通じずに言葉どおりに受け取ってしまうこともあります。

 

例えば、ケガをした動物を見て、「胸が痛む」といえば、

本当に胸が痛いんだと思うなど、本当の意味が伝わらないことがあります。

 

次に自閉症の人に見られる「こだわり」についてですが、

こだわり行動としては、幼児期早期には自己刺激行動への没頭として現れます。

クルクル回ったり、手のひらをかざしたり、横目で物を見つめたり。

 

やがて、自動車や電車、文字や数字、カレンダー、時計など

特定の物にだけ興味を示すというこだわりが中心となり

続いて、順番や道順、物の位置などへのこだわりに発展していきます。

 

いつも同じ行動を取りたがり、道順や手順、物の置き方などが普段と異なると、

パニックに陥ることもあります。

 

 

てんかん発作

てんかんとは、脳細胞の異常放電によって、けいれんや意識消失など発作を繰り返す病気です。

自閉症の子どもの2割は、色々な年齢段階でてんかん発作を起こすようになります。

 

発作を最初に起こす年齢は、10代前半が最も多く、次いで乳幼児期とされています。

てんかん以外の病気でもけいれんが起こることがあり、1回の発作だけではてんかんとは診断されません。

 

てんかんは、けいれんなどの発作があり、脳波上も発作波が見られるときに診断されます。

てんかん発作の症状には、全身けいれん発作や意識消失発作、

顔面などの部分的なけいれん、また時には腹痛発作など、様々な形があります。

 

現在はてんかん発作意がなくても、成長の節目に脳波検査を受けておくと、

脳波異常が出現する場合もあり、それは今後のてんかん発作の可能性を判断するのに役立ちます。

 

なお、てんかん発作が再び起こったときは、抗てんかん薬で治療を行ないます。

自閉症に合併して起こるてんかんには、抗てんかん薬がよく効く傾向にあります。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




広汎性発達障害 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL