自閉症と仕事

将来の状態は自閉症の重傷度や、

合併する知的障害の程度によって差があります。

自立できるかどうかも同様です。

また、どのようなサービスが受けられるかによっても、

成人期の状態に差がでます。

 

障害に配慮された就労の場に恵まれて就労することができる人もいますが、

自閉症の人が苦労して就労しても、

挫折して退職してしまうことは多々あります。

 

その理由としては、

仕事を要求水準までこなせないこと、

特に2系列の仕事を同時に行なうことが、

極めて困難だということです。

先を読んで仕事ができないということも大きな支障となります。

 

もう一つの理由としては、

仕事内外問わず、対人関係の問題があります。

自閉症の人たちは学校の中では孤立することの方が多かったでしょうし、

むしろその方が友達とのトラブルも少なく、適応形態とされていたことでしょう。

 

しかし就労すると、孤立していては問題になってしまいます。

とはいえ、そもそも人との関わり方を全く練習してこなかったのですから、

十分にしろという方が無理があります。

 

さらに、強い叱責を受けたりすると、

今度は不安からパニックを繰り返すようになります。

つまり、自閉症の人には、学校時代から、仕事に向けての練習と、

対等の仲間とのの交流体験が明らかに必要だということになります。

 

 

とはいえ、発達障害を持つ子供の進学や就職など、

家族として悩みが尽きないと思いますが、

10年、20年先を思い煩うのではなく、

半年後や1年後など近い未来に目標をおいて、

一歩ずつ歩んでいくようにしましょう。

その着実な歩みの先に、子供の将来が必ずあるのですから。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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