社会性の障害

社会性の障害とは、人と人との基本的なつながりに、

生まれつきの苦手さがあるということです。

 

親や先生が子どもを褒めるという時、

普通なら、そっけなく無表情に褒めるのではなく、

手を握り、大声で名前を呼び、

「よくできたね」と語りかけ、肩を叩き、

時によっては抱きしめるのではないでしょうか。

 

これを自閉症の子にしてしまうと、

下手をすればパニックを起こしてしまいます。

自閉症の子どもにはむしろ、そっけなく無表情に褒める方が無難なのです。

 

なぜなら、一般的に人間が無意識に行なっている情報の認知には、

全ての情報が同じように取り込まれるのではなくて、

強い選択性が働いているからです。

特に目の前にいる人間の出す情報に、自動的に注意の焦点が絞られる傾向にあります。

 

ところが自閉症の子どもの場合は、外の世界からもたらされる雑多な情報の中から、

人の出す情報への選択的な注意という機能がきちんと作動していません。

それどころか、刻一刻と変わる人の出す情報は、

一般的に自閉症の子どもの処理能力を超えてしまうのです。

 

このようなこともあるので、自閉症の子供は

集団の中での生活が苦手なのです。

 

また、大声や強い刺激には著しく混乱することもあるでしょう。

頭や身体に接触されることを嫌ったり、

赤ちゃんの鳴き声や、ザワザワした環境だと泣き出してしまう子もいます。

 

自閉症の子には、その子の考え方や行動に合った働きかけをすることが大切です。

自閉症の子どもは、一般的に耳からの情報を処理するよりも、

目から得た情報を処理するのが得意です。

 

ですので、言葉だけに頼らず、

絵やシール、カード、文字なども活用して、

視覚的にコミュニケーションをはかると良いでしょう。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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