発達障害の子に「できる」を

発達障害といっても皆同じ症状ではなく、個々で症状が違います。

手先が器用でない子が宿題をしている姿を見ていると、

間違いや自分が納得いかない字を書いてしまった場合に消しゴムで消す姿が見られますが、

綺麗に消したくて力加減がわからず宿題の紙を破ってしまうことがありました。

そうなると「うまく消せなかった」「紙が敗れた」といったストレスから泣き出したり、

閉じこもったりといった行動が見られました。

 

この子には、消しゴムを消す時に、

紙をしっかり抑えることと消しゴムで消すときはゆっくり優しくと声かけして見守りました。

 

初回はできたのですが、次回はうまく行きませんでした。

そのときは、「さっきうまく消せたよ。ゆっくりやってみよう」

とうまくいったことを思い出させてみると、次はうまくできました。

 

また、答えが間違っているといった指摘で、

この消しゴム動作が出て紙に当たっている様に見える場合もありました。

この子にはマンツーマンで消しゴムの消し方や紙を抑えるなどの補助をしたり、

間違っている指摘の言葉遣いを変えるなどで対応する必要がありました。

 

他の子では、消しゴムでは綺麗に消せるのですが、

間違っている指摘が怖いのか、1問づつ正解かを確認してきます。

間違っているとあっている場所まで全部消して書き直しが始まります。

 

この子には間違っても大丈夫だよ。ここまでやったら呼んでね。

と伝え同じ部屋の離れたところで見守る様にしています。

 

他の子は「できないから」という言葉が口癖になっていました。

工作も、勉強も、遊びも誘うと「できないからやらない」といってきます。

失敗するのが怖いのか新しいことにはチャレンジしません。

自分が「できること」しかしません。

 

そういった子にも「大丈夫だよ。できるから」と誘って見ます。

最初はやらないのですが、「しょうがないなぁ」とやってくれたらチャンスでした。

少しだけでもできたことを褒めました。

ニッコリ笑い楽しそうにしていました。

「できた」ということが彼の自信につながり積極性が出てくれたらと思います。

 

発達障害の子は失敗体験が多く、失敗して叱られたことで自分はダメなんだ。

と思い込みストレスが溜まることで発散方法がわからず

閉じこもったり暴れたりがあると思います。

そこで、出来ることを体験してもらうために配慮して声かけ方法などを工夫して対応しています。

 

「出来る」といった成功体験を多くすることで自己肯定感を感じて、

少しの失敗でも大丈夫と思える様になってほしいと思っています。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




広汎性発達障害 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL