長男(19)の生きづらさを、少しでも取り除いてやりたい

再婚相手の連れ子の長男が、

このほどやっと「ADD(注意欠陥障害)」と「自閉症スペクトラム」

であると診断されました。

この結果にたどり着くまで、色々あって3年かかりました。

 

長男との出会いは、かれこれ8年ほど前になるでしょうか。

主人と交際している頃、夏休みに子どもと一緒にキャンプに行こうということで初めて会いました。

 

第一印象は、ヒョロっとして物静かで、小6にしては落ち着いた雰囲気の子に見えました。

率先して手伝いをするとか他の子のように公園でギャーギャー遊ぶといったこともない。

私は子どもがおりませんし、女系一族で育ちましたから、

思春期に差し掛かったあたりの男の子ってみんなこうなのかなー・・・

位にしか思っていませんでした。

 

長男は当時まだ前妻のもとで育てられていましたので、

会う機会はそれほど無かったですが「若干変わっている」らしく、

色んな話を聞かされました。

 

難産の影響で、小さいとき小児麻痺のような症状があった。

ひとり遊びが好きで、日が暮れるまで同じ遊具で遊んでいた。

興味ないことは一切拒否する。

声を掛けても返事しない時が多い、聞こえているようではある。

暗闇を極端に嫌い、小学生のときトンネルを通らなければ帰れず

目をつぶって耳をふさいで走り抜けていた・・・

とほかの父兄から聞かされて驚いた、などなど。

 

信じられないような話もありましたが、

「それでもまあ・・・個性なんだろうね」と片付けた覚えがあります。

 

雲行きが怪しくなってきたのは、長男が高校にあがってからです。

とにかく、授業についていけなくなり、1年の2学期から追試の山となりました。

何でこうなるのかを尋ねても、要領を得ない返事をします。

買ってあげたばかりのケータイや手袋をなくします。

タバコを吸いながら通学していたところを近所の方に見られて、

学校から呼び出しがありました。

 

この時、私は「ちょっとおかしいかも知れない」と思いました。

未成年がタバコを吸うのはもちろん駄目ですが、

喫煙する未成年ってフツーはコソコソしますよね?

制服着てるんだから、通学中なんてタバコ加えてるのは

「補導してください」って自らアピールしているようなもの・・・

なにやら、とても腑に落ちない感覚になりました。

 

異常行動は顕著に見られるようになり、

飲まず食わずでパソコンゲームにのめり込むといったことが続く。

喉は渇いているようなのに、なかなか水を飲まない。

飲みなさいと言われて、あ・・・と気づいてコップを取る感じです。

魂が抜けているかのようです。

 

何気なく掛けた言葉に異常に反応し、怒り出したりもしました。

ずっと同じ服ばかり着ています

(私服のレパートリーが無い。着古して、コーヒーのシミがついたシャツを未だによく着ている)

 

高3になった頃にはさすがに彼女なんかも欲しくなったようで、

合コンを組んでもらったりしていました。

しかし会話が全く成り立たないうえ、人の都合考えず

立て続けにメールが来るから気持ち悪い・・・ということでフラれ続ける。

 

さらに彼が合コンで酒の味を覚えてしまうと、異常はヒートアップしました。

友達の家で飲み会をしたらしく、一気飲みした直後に奇声をあげながら外に走っていき、

その後 車道で倒れているのを通りかかったパトカーで保護。

また別の日にはタバコを売ってもらえなかった腹いせに、

コンビニの看板を蹴破って破損、そのまま通報され捕まる。

 

居酒屋を出たところで、スマホを落とし画面が割れた。

そこを通りがかった代行運転のクルマを見て、あれに踏まれたせいだ!!と激高、

信号待ちしていた車両に走って体当たり。

助手席のガラスを突き割り、捕まる。

 

高校卒業後には睡眠障害も始まっており、通勤で原付バイクを運転中に寝てしまい

(ウソみたいな話ですが、本当に寝たんだそうです)

前の車の後部に激突。

顔がグチャグチャになる大怪我をしました。

全治2ヶ月。

 

とにかく、この子は絶対何かがおかしいんだ!!

と、ようやく病院を探し始めたのが3年前でした。

長男は何とか高校卒業させてもらい、19才になっていました・・・

 

いろいろ調べていて行き当たったのが「ADHD」というもの。

それはまさしく、長男の性質や特徴と当てはまっていたのです。

 

ただ、治療施設に恵まれず・・・

最初に福祉相談員に紹介された病院は、3ヶ月待ちのうえ

「親御さんのお話はいっさい聞きませんので」と、とてもじゃないが委ねられませんでした。

2軒目に期待したのですがタイミング悪く専門医が異動になり、ここもダメでした。

 

最後にダメ元で伺ったのが、バイク事故でお世話になった病院でした。

事故当時のカルテも残っていましたから、

状況的にも間違いないだろうということで、すぐにカウンセリングを始めてもらえました。

 

2ヶ月通院しながら問診とカウンセリング、知能テストなどを経て、今月やっと冒頭の診断が下されました。

薬も出してもらえました。

 

ほんとに、ほんとに長かった。

やっと私達親子はスタートした気分です。

長男がこれまで過ごしていた「生きづらい世の中」から解放されればと、願っています。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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