自閉症の息子が早期リハビリを始めるまで

私の息子は4歳、中度の知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。

今回は息子の障害が分かり、病院でのリハビリに繋がるまでを振り返ってみようと思います。

 

息子の発達に初めて違和感を覚えたのは生後4ヶ月のときでした。

正産期に生まれてそれまで特に問題もなかった息子ですが、

生後4ヶ月の時に参加した親子教室での様子に「あれ?」となりました。

 

まずは体の発達です。

周りの子供たちはしっかりと首が座っていましたが、息子はまだ不安定でどこかグニャグニャしていました。

そして触れ合い歌遊びを始めたところ、周囲の子が母親を見つめて笑っている中、

息子は斜め上を見てニコニコしていました。

 

不安に思って後日小児科で発達を見てもらいましたが、結果は特に問題なしとのことでした。

 

しかし月齢が進むにつれて不安はどんどん大きくなります。

オモチャに手を伸ばさないし口にも入れない、手を握ると振り払われる、

うつ伏せで首を上げられない、腰が座らない…。

6ヶ月検診で不安を訴えましたが、様子を見ましょうで終わってしまいました。

 

それでも不安で居ても立っても居られなくなった私は、

総合病院と繋がりが深いという噂の小児科を訪ねました。

そこで再び不安を訴え、総合病院への紹介状を書いてもらうことができました。

 

しかし総合病院の発達外来は予約でいっぱいですぐには診察して貰えません。

実際に診察してもらう頃には息子は生後8ヶ月の終わりに差し掛かっていました。

 

発達外来の初診は反射の検査、親への聞き取りが主でした。

診察の結果、息子は本来自然に備わっているはずの反射

(高いところからうつ伏せで落ちそうになると手が出る、など)

の反応が出ず、筋肉の緊張が低い。

いわゆる「低緊張」とのことでした。

 

それが自然に追いつくのか、遅れたままなのか、

また他に障害があるかは現時点では何とも言えないと言われました。

ただその時点で正常発達の4分の1の遅れがあった息子はリハビリの対象となるということで、

すぐに作業療法と運動療法を始めることができました。

 

その後しばらくは週に一回のリハビリを続けました。

最初はただ発達がゆっくりなだけだと思っていましたが、リハビリをする内に色々な事に気付いていきました。

手を振り払うのは触覚過敏があるから、激しい場所見知りは見通しが付かない状況が苦手だから…。

低緊張の子供は自閉症スペクトラムなどの発達障害を併発していることが多いと知ったのもこの頃です。

 

そして一歳半の時、初めて発達検査を受けました。

結果は知的にはボーダーラインだが出来る事と出来ない事の差が激しい、

いわゆる「発達の凸凹」があるということでした。

そして発達の凸凹がある子は発達障害の可能性が高いと医者に告げられました。

 

その後は2歳から療育に通い出し、4歳の今は療育園の年少さんです。

正式に診断名が付いたのは3歳のときです。

回数は減ったもののリハビリも継続しています。

早くに障害が分かることの受け止め方は人それぞれだと思いますが、

早期に相談先ができたのは私にとってとてもありがたいことでした。

 

4歳の今でも、1人で抱え込まずに周囲に相談することの大切さを痛感しています。

生後半年でまだ赤ちゃんのあの頃に行動を起こしておいて良かったと、今となっては思います。


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