発達障害を持つ親の苦労

『この子と関わることが辛いんじゃない。

この子と関わっているところを見られるのが辛い。』

発達障害を抱える子供を育てる家族にとって、

辛い・どうすればよいのかわからないと悩みを感じる部分は多々あると思います。

 

例えば子供とのコミュニケーション、

今後の進路の他にも、周囲からの目というものにも苦しまれている方もいるのではないでしょうか。

 

発達障害を抱えた子供の一部は、落ち着いている時の様子を見れば極々普通の子供のように見えます。

そんな子が一部の強いこだわりを持ってしまったが故に、

公共場面でパニックを起こし、いきなり泣き叫んでしまったり、

順番を守れない、暴力行為をしてしまったとしても

通行人からは『単なるワガママな子供』『乱暴な子供』と映って見えてしまう事があります。

 

育てているものからすれば寝る間を惜しんで育児に奮闘し、

必死にしつけようとしているのにもかかわらず

何も知らない人からの冷たい目線・あるいは言葉が突き刺さります。

 

特に日本人という生き物は、兎角空気を読むことを強いられ、他人と違うことを排除しようとします。

そんなところからも、余計に周囲からの目線が気になり、ネガティブに感じてしまうのかもしれません。

 

『何も言わないけれども、子供を我慢させることが出来ない私をみて、出来ない親だと思っているに違いない。』

『人前でパニックを起こさせてしまっては疎ましく思われるかもしれない。』

そう感じてしまった育て親は、ありもしない妄想にとらわれ

外出や地域との交流を控えるようになってしまうかもしれません。

それどころか、自分やそんな状況を辛く思い家族の方が心を病んでしまうかもしれません。

 

発達障害を学ぶ機会があった自分には、

あるインタビューで答えられていた親御さんの言葉が印象に残っています。

『転勤族なので、引っ越しをするときに自分の子供が発達障害であることを最初に伝えようかどうかでいつも悩む。

最初に伝えると警戒されそうだし、伝えていないと変な子・わがままな子に見えてしまうから』

そういったコメントをされていた親御さんの言葉を聴いて、

家族の悩みはそのような場所からも現れてくるのかとその時初めて感じました。

 

知識の上では個々の症状に対してどのような対処をすべきかを学んでいても、

周囲の交流・地域での過ごし方については全く学べていませんでした。

それどころか気にも留めていなかったと思い、

改めて家族だからこそ感じる悩みに直面した気持ちになりました。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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