発達障害の子と関わる苦労

うちの子供が発達障害かもしれないと感じたのは、幼稚園のころのことです。

初めての子どもだったので、それまでは多少扱いにくいことがあったとしても、

「子育てってこんなものなのだろう」と自分に言い聞かせていました。

 

しかし、幼稚園に行くようになってから、頻繁に幼稚園の先生から連絡がくるようになりました。

「○○くん、お友達に対して接するとき、力加減がわからないみたいで、他の子供達が怖がっているのですが・・・」

最初は、先生が一方的に他のお子さんの意見を聞いていってきていると思い、

私も納得がいかないものがありました。

しかし、小学校に入って、少しずつ本来ならば分別がわかり始めるころにもかかわらず、

教室内で「キャー」と奇声を発したり、

問題をしているときに突然机に自分の頭をゴンゴンとぶつけたりとパニックを起こすようになりました。

 

特別支援学級に行かせてはどうかという提案も学校側からありましたが、

息子は「知的障害」ではないため、落ち着かせれば状況もわかり普通の子と変わらないときもあります。

その時は、校長先生がとても理解を示してくれる先生でしたので、

「パニックになったら、いったん落ち着かせるために教室から出しますね。

そうしないと、他の子達もびっくりしてしまっていますから。

その後、落ち着いたら教室に戻ってもらいましょう。僕もサポートしますから」

とおっしゃってくれました。

 

発達障害の子は、発達具合が他のお子さんより少し遅かったりするだけであって、

他者を傷つけようという悪意はないのです。

ですが、いつも扱いにくかったり集団行動ができない子どもは「悪い因子」のように世間は見がちです。

親としてはとても胸が締め付けられるくらい辛いです。

ですから、校長先生のように、こちらの親目線にも立ってくださり、

一緒に考えていこうという姿勢をとっていただけたことは本当に嬉しかったのを覚えています。

 

それから小学校を卒業するまでの間、担任の先生や校長先生、支援学級の先生などのご配慮

(刺激の少ない座席にしていただくなどの環境を整える方法やクールダウンさせる声かけ、

子どもの声に耳を傾けていただくなど)のおかげで、

今、中学生の息子はパニックが少しずつ減ってきたように思います。

上手く社会に馴染めるよう、息子の努力はこれからもずっと続くと思いますが、

親である私たちも、先生方が投げ出さずに接してくださったように、

何があっても支えていきたいと思っております。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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