家族にお願いしたいこと

発達障害を抱える子の親御さんに、伝えたいことがあります。

お子さんのことを理解しようとしてほしいのです。

 

幼い頃から周りからのいじめにあってたり、仲間外れにされていたりする中で、

家族からの助けを得ることができずに周りを信頼できずにふさぎ込んでしまう・・・

社会性を学ばないまま大人になり、「自立しなければ」と思ってもうまくいかず、

苦しい思いを強いられてしまいます。

 

また、社会に出ると家族のサポートが必要になる場面が多くなります。

例えば、本人が「働きたい」と希望したとしましょう。

仕事の中で苦手なところは会社から配慮してもらえるかもしれません。

しかし、家に帰ってからの生活の中での苦手なこと(時間通りに出勤する、

体調をしっかり管理して休まないようにする、お金を管理する 等)は、

家族にしかサポートできません。

そのような中で、本人と家族の関係が悪かったら、生活がうまく回らず、

仕事に影響し、勤続が難しくなってしまいます。

 

家族は、本人にとっての「最後の砦」であるべきだと考えています。

社会の中でうまくいかず、どんなに苦しい思いをしても、最終的に受け入れ帰ってこれる場所。

その場所が無かったら、本人はどうやって社会の中で暮らしていけばよいのでしょうか。

 

しかし、家族が発達障害というものを知らずに、本人に注意し続けた結果、

家族との関係が悪化し孤立してしまうのはよくあることです。

その、孤立した状態で社会で自立して生活していくことは非常に難しいです。

 

かといって、「必要になったら仲よくすればいい」というわけにはいかないのです。

なぜなら、信頼関係は幼いころからの積み重ねで形成されていくものだからです。

家族に相談したって怒られる。結局分かってくれない。言わない方がいい・・・

そんな思いを積み重ねて大人になった本人に歩み寄ろうとしても、

本人からの強い拒絶に合う可能性が高いです。

だからこそ、発達障害は早期に気づいてより早く理解できることが重要だと思います。

きっと本人だけでなく、家族の負担を軽減する糸口になるかもしれません。

 

家族としても悩む場面や苦しむ場面はたくさんあると思います。

しかし、今では本人だけでなく家族の相談に乗ってくれる専門家がいる支援機関も用意されています。

「敷居が高く利用しにくい」と思ってしまうかもせれませんが、そんなことはありません。

困ったことは困ったときにすぐに相談できるように、

日頃から支援機関と繋がっておくのも、いいのかもしれませんね。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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