子供がかんしゃくを起こした場合の対応の仕方

子供は自閉症と診断されていますが、診断される前の小さいころからなにかと育てにくいと感じる子供でした。

特に、かんしゃくを起こすことが多々あり、

一度起こすと多い時には2時間ほど大声で全身から声を振り出して泣いたりして

親としてはとてもしんどいなと思っていました。

 

子供が最初に言葉を発したのは4歳でしたが、それまで伝えたいのにつたえられないもどかしさから、

癇癪は一日に何度も起こっていました。

 

そんな状態でしたが、短いながらも言葉で少し自分のしたいことなどを

表現できるようになってくるにしたがってだいぶとかんしゃくの回数も減りました。

しかし一度かんしゃくを起こすと手が付けられない状態でした。

 

この間も、ふとしたことで癇癪を起してしまい、

大好きでいつも肌身離さず持ち歩いている時計をゴミ箱に捨てる行為をしてしまいました。

その後泣きながら、自分で時計を拾っていましたが、こんなことでは先が思いやられてしまいます。

ですから、時計を捨てたという行為に対して何か罰を与えることにしました。

 

彼が時計を投げたり捨てたりすると、物は返してもらえないということをわからせるためです。

そして最終的にはものにあたったりせずに、自分で感情をコントロールしてもらいたいという思いもありました。

しかし、そのまま時計を返さないでいたら、より大きなかんしゃくを起こして抗議してくるでしょう。

 

ですので良い行いをすると、時計は返すと子供に約束しました。

子供は、自分でも言葉をあまり発せませんが、こちらが言ったことも100%理解できるわけではなく、

視覚に訴える必要がありました。

 

ですから、紙にマスを書き、1から百までマスの中に数を入れていきました。

そして、お手伝いをしたり、学校の宿題など何かを成し遂げたら、

星を挙げて、星が100個集まったら時計は返してあげると約束しました。

 

最初はやる気を起こさせるためにちょっとしたことでも、星を1-2個あげたり、

すごいことをしたらいっぺんに5個もあげたりなどしました。

 

子供は時計を早く返してほしいという思いと、星を集めるのがうれしくて、

積極的にお手伝いをするようになりました。

ちなみにお手伝いは本当に小さなことで玄関の靴を並べたりといったことですが、

何も言わなくても自分から積極的にお手伝いをしては、

私に紙を持ってきて、星をくれとねだってきました。

 

子供は日に何度も紙を眺めては、星が何個あるの数えていました。

そんな感じで進んでいき、1か月ほどで星が100個集まり、子供に時計を返してあげました。

 

普段うれしいなどの感情をあまり示さない子供ですが、

時計を返した時はあまりのうれしさにスキップしていました。

そして、星を集めるようになって、我慢することを覚え、かんしゃくが減ったと思います。


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