私たちからのお願い

発達障害は、できることとできないことの差が大きい障害です。

場の空気を読むことが苦手だったり、常識を自然に身に着けられなかったり、

対人関係のスキルを身に着けるのが苦手だったりする一方、

特定のことや興味のあることにはものすごく力を発揮できます。

しかし、それがゆえに周囲から、「殻に閉じこもっている」「かってなことをしている」などと誤解を受けることが多く、

それは対人関係をますます悪化させたり社会参加意欲を低下させたりします。

ですから、私たちからお願いです。

 

1・あいまいな表現が苦手です。

「こうする」ではなく、「~の~に~するように~する」や、「~ってどう?」ではなく、

「~で誰が好き?」など、具体的な表現だとわかりやすいです。

長く複雑な指示は避けていただけるとありがたいです。

 

2・同時に二つの指示は避けていただけるとありがたいです。

二つ以上の指示が必要な場合は紙に書いていただくか、

優先順位を明確にしていただけるかすればありがたいです。

 

3・人の気持ちや物事の結果を想像することが苦手です。

不適切な言動があったときは、「~が~しているときは~しましょう」「~を~と~しないでいただけませんか?」

「~で~するのは~です」など、穏やかな言い方ではっきりと教えていただけるとありがたいです。

 

4・困ったときに助けを求められず、我慢してしまうことがあります。

パニックを目撃された場合は、パニックを押さえつけるのではなく、

パニックに対して具体的かつ簡潔な指示をしていただけるとありがたいです。

 

5・視覚的な情報を使うとわかりやすいことがあります。

図や写真を利用して情報を伝えるとわかりやすいかと思います。

 

6・得意なことや好きなことを生かす機会があるとよいかと思います。

反復の多い趣味・マイルールで突き進める趣味など、

得意なことや好きなことを生かすチャンスがあればありがたいです。

 

7・感覚過敏があります。

サングラスや耳栓・マスクがあると安心かと思います。個人差があります。

 

最後にお願いです。

早めの相談・早めの療育が困難を少なくします。

私の場合は、幼少のころから懇意の臨床心理士がいらっしゃいました。

何か事があるたびに相談にうかがうことができました。

早めに相談支援機関を見つけ、早期の対処をすることが困難の軽減につながると思います。

 

障害に気が付かれた方は一人で抱え込まず、

発達障害支援センターなどに相談して相談支援機関を教えていただければと思います。

発達障害支援センターの職員には守秘義務があり、安心して相談できる場所と規定されています。

まずはそこに相談されることをお勧めします。

また、自治体によっては発達障害支援コンシェルジュなど、

生活・就労の相談相手が別に設けられていることもありますので都道府県に確認をお勧めします。

私たちへの差別・偏見がなくなり安心して生活できる社会づくりのため、ご協力をお願いします。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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