発達障害のお子さんを家庭教師で担当しています。

家庭教師を生業としているので、

職業柄、アスペルガー症候群や学習障害、

注意欠陥多動性障害などの発達障害と思われる生徒を相手にすることも多いです。

 

というのも、私の所属している家庭教師の派遣会社が、

ハイレベル校への進学を目指すお子さんの指導というよりも、

発達障害などの諸々の理由で、なかなか勉強が難しい生徒に特化して

(汚い言い方ですが、ターゲットを絞って)事業を展開しているからです。

 

でも、だからといって、きちんとした研修があるわけでもなく・・・

まあ、ここで会社の愚痴を言っても仕方ないので、そのあたりは割愛させてもらいます。

 

発達障害のお子さんの指導をして、まず感じることは「幼い」ということです。

(これは私が担当したお子さんの場合なので、一概に言えませんが)

身長もそんなに高くなくて中2のお子さんでも小6くらいの感覚でとらえてしまいます。

また書き順がでたらめで、字を絵として認識しているって感じで、

きちんと体系化できているという感じがありません。

 

したがって、教科書を読むのも一苦労です。

ゆっくりたどたどしく、一行につき2カ所ほど読めない漢字に出会いながら読み上げているので、

おそらく内容を頭に入れて理解するというところまではいっていないのではないか、と思います。

 

また社会などを教えていても驚くほど常識的なことも知りません。

例えば、私は九州在住ですが、九州の各県の配置もあいまいです。

自分の見えている狭い世界以外のことには、あまり関心が向かないのかもしれません。

 

またさっき確認したことをすぐ忘れてしまうということもしばしばなので

「おい!ちゃんと聞いていたのか!」と叱りたくなることもあります。

ですが、そういうものだ、と思って彼なりのペースでゆっくり階段を上っていくことが大切なのかな、

とも考えるようになりました。

叱責したところで、彼はなんで叱られているのか、いまいち理解できず、

不安そうな表情を浮かべることが目に見えているからです。

 

ここまで書くと私は家庭教師で担当しているお子さんのことを低く見たり、

馬鹿にしているといった印象を持たれるかもしれません。

そういうつもりはないのですが、欠点をどんどんあげつらっているようになります。

 

でも、良いところも、もちろんあるんです。

それは「素直さ」です。

ずる賢さのようなものがなくて、嘘を絶対につきません。

自分の理想をつい口にしてしまうことがあって、それが嘘に聞こえることもありますが、

そういうつもりで言ったのではないことが分かります。

 

誰でも足りないところは持っているものです。

彼をまずは受け入れて、良いところを伸ばしてあげたいと思っています。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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