成長できるのは、駄目な理由が腑に落ちるタイミング

親戚の子がいわゆる「発達障害グレーゾーン」の子供です。

その子のお母さんと仲が良いので、子育ての悩みを色々聞いてたんです。

 

親戚の子は、学力は比較的できる方で学校でも先生方を困らせることはないんですが、

自分自身ががんばりすぎて、困ってしまい

「学校がつらい、行きたくない」と言うことがあるそうです。

 

お母さんが一番悩んでいることは、自分が興味ある事柄に集中しちゃって

周りの人(親、兄弟、同級生)とのやり取りがおろそかになる事です。

 

同級生からは話しかけられる事もあるようですが、

自分の気持ちを言葉で表現するのが苦手な子なので

「大丈夫」とか「いいよ」とか、単語しか返せない事が多いようです。

クラスでの様子も「授業等ではやり取りしたり意見も言えますが、

休み時間は一人で絵を描くことが多いようです」といった感じです。

 

私が、親戚の子の様子に詳しいのには理由があります。

その子が小さかった頃、特定の音を怖がったり、

人前で発表する姿が子供の頃の私にそっくりだったんです。

 

うちの母は「色々大変でしょ?私もすごく悩んだのよ!!」

なんてその子のお母さんに伝えてました。

そんな時に私が「今でも、あの音嫌いなんだよね」とか

「大人になると、開き直って人前で話せるよ」とか話したら

それ以来、色々な相談を受けるようになりました。

 

私自身は、診断を受けたりもせず社会人として働いていますが

凸凹がある自覚はあるので「発達障害グレーゾーン」なのかも知れません。

 

たとえば「意識したら字をきれいに書けるのに、とんでもなく汚い字を書くのはどうして?」

と聞かれると、

「私は、面倒くさい気持ちが大きかったし、きれいに書いて先生にほめてもらおう!

と言う気持ちがなかったよ」と伝えた後に

「大人になった今では、自分用のメモ(振り返るためのメモ)は汚いけど、

誰かに見せる物は丁寧に書けるようになったよ」

と今現在の気持ちを添えたりしています。

 

私自身もすごく不思議なんですが、

小さかった頃に課題となっていた事を大人になった今では何となく理解して

必要以上に気をつける自分に変わったんです。

 

それぞれの課題を気づいたタイミングは覚えていないんですが、

1つはっきり覚えている事があります。

小さい頃の私は、食事のときに誰かと話しながら食べることができず

食べることに集中して物凄く早く食べていたんです。

親に「周りと話しながら食べなさい」とか「ゆっくり食べよう」なんて声掛けされても

「どうして?」って返事するくらいでした。

そんな超早食いを止めたのは中学生のときです。

 

休職時間に、いつも通り一気に食べ終わった後に

周囲の同級生が半分くらいしか食べ終わっていない事に気づきました。

その時の衝撃を効果音で表すと「はっ!!!!!」っといった感じです。

初めて同級生との差に気づき衝撃を感じた私は、

次の日から周りの食べる様子を伺いながら早食いにならないように心がけました。

 

私は、大きくなるに従いこの早食いと同様に

周囲との違いに気づいては気をつける事を繰り返したんだと思います。

 

私は、親戚の子のお母さんに

「何度注意しても気づかないけど、いつか気づく日がきて自分で気をつけるようになるから....

子供がつらくならないような声掛けは続けてほしい」とお願いしています。

 

そして、もし本人が周りとの違いに気づいて苦しんだときは

暖かくフォローしてあげてほしいと思います。

 

きっと、子供の世界より、大人の世界のほうが楽に過ごせると思います。

凸凹は誰にでもあります!

自分を追い詰めないでください。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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