場面緘黙の息子

小さい頃は極度の人見知りと思っていました。

公園で遊んでいて、他の子が来ると遊べなくなったり、よその人に声をかけられても答えられなかったり。

 

主人も小さい頃は同じような感じだったと言っていたし、私も成長とともにできるようになると思っていました。

だけど、人見知りがなくなるようにと、できるだけ、

お友達が集まる公園や親子の体操教室などに行くようにしていました。

 

幼稚園入園も心配だったので、3歳から幼稚園の未就園児教室に通わせました。

周りのお友達はどんどん口達者になっていく中で、息子だけが寡黙に過ごしていました。

家では幼稚園であったことも話すし、幼稚園の帰り道もお友達と別れるとベラベラ話していました。

幼稚園の先生もなんとか話させようと、たくさん話しかけてくれましたが、

出欠確認で手を挙げる時に「ハイ」というのがやっとでした。

 

いよいよ幼稚園の年少クラスという時に、先生から療育センターに相談に行ってみてはと提案されました。

かなりショックを受けましたが、早速、療育センターに電話したら、面談は3カ月先と大変混み合っていました。

 

ようやく面談をし、2回に分けて知能テストを受けました。

その結果、偏差値は100を切っているけれど、療育手帳を発行するほど悪くもなく、

高機能広汎性発達障害の疑いという診断でした。

 

でも、療育センターでは特別な支援コースはなく、

幼稚園で過ごすことが療育になりますと言われ、とてもがっかりしました。

なんだか療育センターに行けば、場面緘黙がなくなると思っていたので。

 

幼稚園では無理に話させないように伝え、

周りの子にはすごく緊張してしまうから話せないと説明してもらいました。

 

大変良いお友達に恵まれ、話しかけても答えない息子に意地悪なことを言うことはなく、

息子が困っている時は代わり話してくれるなど助けてくれました。

 

そうして、幼稚園生活を終え、小学校の普通級に上がりました。

入学前に、教育相談ということで、小学校のカウンセラーの先生と面談しました。

突然、話せるようになることもあるので、しばらく様子を見て、

無理そうであれば支援級などを検討しましょうとのことでした。

 

入学式後、担任の先生との面談でも無理に話させないで、

困っていそうな時はフォローしてほしいとお願いしました。

何とか登校をしぶることなく、一学期を終えました。

帰り道が同じ一年生の男の子が毎日息子の名前を呼んでくれるらしく、一緒に下校してきます。

 

先々を考えると心配は尽きませんが、

とにかく本人が話したいという強い気持ちになってくれなければ仕方ないと思っています。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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