こだわり

対象はそれぞれ違いますが、こだわりは誰にでもあるものです。

好きなものを集めたり、ある特定の行動をしなければ気がすまないという人は多いでしょう。

 

しかし、広汎性発達障害の子どもは、学校の帰り道は何があっても同じ道しか通らなかったり、

雨が降っても毎朝、窓を開け放つなど、自分なりの決まりごとがあって、それを頑なに守ろうとします。

それができない状況に陥ると、どうしていいかわからなくなって、パニックを起こすこともあります。

 

なぜ、これほど同じ行動を守ろうとするのか。

その理由は、「想像力に障害があるからではないか」、と考えられています。

 

つまり、同じ道を通っていれば、だいたい何が起こるか予測がつきますが、

知らない道を通ると、犬がいたり、水溜りがあったりと、何か予想外のことが起こるかもしれません。

また、どのくらいの時間がかかるのかを想像することもできません。

だから、同じ道を通ったり同じ行動をとることに固執するのではないかと考えられています。

 

周りから見れば飽きるのではと思うようなことの繰り返しでも、

発達障害の子どもには心地良いことなのでしょう。

 

また、広汎性発達障害の子どもは、特定の物、

それも普通であれば関心を持たないであろう物に、とても強い関心を持つことがあります。

さらに、物のほんの一部など、無機質なものや、規則的な動き自体に関心を持つことが多いようです。

 

振り子やアンテナが揺れる様子をずーっと見続けている子もいます。

 

また、図鑑や辞書、時刻表、駅名、車種が好きな子もいます。

広汎性発達障害の子どもは、そのまま記憶してしまう能力に優れていることがあるので、

すべての駅名や虫や動物の名前を暗記していることがあります。

 

こういった「こだわり」を、将来役立つ方向へ持っていくことができれば、

科学的な探究心や博物的な知識に結びつく可能性もあるでしょう。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




広汎性発達障害 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL