発達障害になる原因

発達障害という文字だけを見て、

育児の仕方によって知能や行動に問題が生じている」、

と思い込んでしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、それは誤りです。

 

発達障害は生まれつきの障害で、脳の機能に何らかの先天的な不全があるのです。

 

発達障害は、最近まで原因がよくわからなかったために、

親の育て方や本人の性格、生活環境のせいだ」と思われてきました。

また親自身も、自分達のしつけや愛情の注ぎ方に問題があるのではないかと悩み、

自分を責めて苦しんできました。

 

しかし、その後の研究によって、現在は多くの専門家が、発達障害は生まれながらの障害であり、

親の育て方や本人の性格とは無関係であることを確認しています。

 

例えば、自閉症は、中枢神経系の障害と考えられています。

中枢神経系というのは、脳と脊髄を結んでいる神経のことで、

言葉、音、味、痛み、温度などあらゆる情報を受け取り、

それに応じた指令を全身に送って、行動や生命維持のコントロールを行なっています。

 

自閉症の子供は、この中枢神経がうまく働かないので、

脳と身体の各部の情報のやりとりがスムーズにいかないのです。

 

そのため、言葉を使ってうまく会話ができなかったり、普通の人が心地良く感じる音を嫌がったり、

同じ味の物ばかりを食べ続けたり、痛みに鈍感でひどいケガをしても平気な顔をしている、

温度に対する感覚が鈍く、真夏でも平気でセーターを着込む、

などといった行動があらわれてくると考えられています。

 

他にも、発達障害の子どもの脳自体の大きさが小さい傾向があることもわかってきました。

今後、脳の仕組みや働き方の研究が進み、

やがては診断や対処法の一助となることが期待されています。

 

ちなみに、これは私見ですが、発達障害は一昔前までの日本なら

それほど不自由することなく生活できていた人々が、

社会の急速な変化の中で適応できなくなっている状態なのではないか、と感じています。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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