T君との宿題合戦

とに角元気な小学2年生のT君(発達障害があります)、

学校終わりの預かりスクールに帰って来ると、

久しぶりに支援員として入った私をすぐに見つけてくれました。

 

「おー!久しぶりー!」と言って駆け寄り様にパンチの連打(けっこう痛い)

それから背中に飛び乗り(小柄ですが何故かすごく重たい)

頭をボカすか叩いて一言「よし。」

(T君の挨拶はいつも手がついてきます。痛い痛いと伝えて抱きしめたりすると落ち着きます。

その日は抱きしめるタイミングを逃しボカすかやられてしまいました。)

 

それから「一緒に宿題しよー!」とにっこり笑顔です。

(そのスクールでは学校から帰ったら先ずは一つ宿題をしてからおやつと決まりがあります。)

 

宿題をランドセルから取り出すついでに、

今日図書の時間に借りた心霊の本を見つけて、

それについて目をキラキラさせながら力説する事5分。

(好きな事を話ている時は、中断させて宿題先にしよう等と声かけするよりは

5分でもしっかり話しを聞くとけっこう満足してスムーズに宿題に取りかかれる事を学びました。

そのまま脱線して中々宿題まで辿りつけない事もありますが、

話したい話しを中断させた時の方が周りに八つ当たりするきっかけになったり、

宿題を始めても中々捗らないものでした。)

その日はその後すんなり宿題に取りかかれました。

 

その日の宿題は算数プリントと漢字でした。T君はどちらも得意です。

「字綺麗だね。」や「計算も得意なんだね。」「2年生になるとやっぱり難しくなるんだね。」などど、

頻繁に声かけする事をT君は好みました。

(少し集中が他に向きかけた時などに声を掛ける事によってやる気が戻ります。)

 

「早くしなさい。」「集中して。」などの声かけは逆効果でした。

やる気が無くなり大きな声を出したり走り回ったりしてしまいます。

そうなると再び宿題をさせる事はかなり困難です。

出たしが肝心です。

 

学校でも十分戦って来た子ども達なので

このスクールでは少しくらい気が抜ける場所であって欲しいという思いもあります。

 

順調に宿題を進めて行くと、他の2年生の男の子A君が隣で宿題を始めました。

すると一気にペースがみ乱れます。

何故か競争になったりけなし合い合戦になります。

「字が汚たない。」「そんな計算もわからんの?」等と。

 

険悪になりかけた時には、協力作戦が上手く行く時もあります。

漢字だとこの漢字はT君がわかるけど別の漢字はA君がわかるなどで

「あ、二人で漢字プリントが完成しそうだね。」等と声かけすると、

けなし合っていた事もすっかり忘れ仲良く協力し始めました。

 

その日は宿題も多かったですが何だかんだ言いながら全て終わらせる事が出来ました。

T君も嬉しかっ様で他の支援員の方全員に「宿題全部終わったよー!」と元気に報告していました。


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