自信の魔法

我が家の息子現在21歳。

生まれた時から目を合わせることがなくマイペースに生きております。

 

2歳になった頃からいわゆる療育指導を受けてきました。

口コミで、ここが「いいよ」と聞けばいける範囲でかけつけては子供を見てもらいましたが

「あなたの息子さんが普通の子のようになる確率は宝くじに当たるより低い」

と肩を落として帰る言葉ばかりを聞いてきました。

 

それでも小学校4年生までは療育機関を3つ通い

なんとか普通学級に入り授業妨害もすることなく

ただの変わった子という感じで学校に通っていました。

 

しかしちょっとしたいじめに遭った事をきっかけに学校に行くことを拒むようになりました。

しかたなく療育機関に通いそちらでお勉強も見てもらうことになりましたが

このことが彼を変えるきっかけになったのです。

 

毎日の送り迎え、下の子がいましたのでおもいっきって一人でバスの乗せ

電車もいつものように乗るように指示してみました。

不安でしたので後をつけて。

 

ところが何もなかったように普通にスイスイと療育機関に到着。

あらかじめ療育機関の先生にはお話ししてあったので先生がものすごく褒めてくださったようです。

 

家に帰っても思いっきり褒めてあげました。

すると自信が彼を変えてくれました。

明日から学校へ行くと言いだしました。

 

心配ではありましたが行かせてみるともちろんお友達とは旨く遊べないようでしたが

自分の居場所を見つけたようです。

それは図書室です。

休み時間は必ず図書室にいくようです。

誰とも関わらず一人で本に打ち込むことは彼にとって学校にいく意味となりました。

 

その状況は中学生になっても続きます。

友達は相変わらず出来ませんが図書室が自分の居場所なので全く寂しくないようです。

 

そんな彼に第2の転機が訪れます。

担任の先生が彼を図書委員長に立候補したらどうですか?と進めてくれたのです。

人前で話をするなんてとんでもないことです。

なにしろどもりがひどく聞き取れないのですから。

 

しかし彼は褒めれば伸びる子、担任の先生がやる気を起こさせてくださいました。

そして図書委員長に立候補、そして当選。

これも彼の運だと思いますがほかに立候補者がいなく承認という形で当選したのです。

 

朝礼等で壇上に上がりみんなの前で話すことが増えました。

どもりに笑われたことは多々あります。

それでも彼は頑張って最後まで話し続けるうちに聞いてくれているみんなが変わってくれました。

「がんばれ!」の声援、話し終えると拍手。心温まる状況です。

 

この学校この先生この仲間に会えたことで彼は今でも自信を持って生きています。

今でも偏見にさらされ傷つくことももちろんありますが彼の心の強さにはかなわないようです。

今は大学生として勉強しています。

偏りはありますが得意科目を生かしてこの先も頑張ってほしいと願っています。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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