大学3年生のときに発覚したADHD

私の兄は、大学3年生のときに、自分がADHDではないか、と疑いを持ったそうです。

彼は国立大学の法学部に在籍し、サークルの活動にも積極的に参加していました。

非常にアクティブな毎日を過ごしていたようです。

はたから見ると、楽しい生活を送っているように思えましたが、彼は悩みを抱いていました。

 

 

〇卒業あやうい大学3年の夏

大学3年生の夏、兄は友人と進級についての話をしていたそうです。

その友人は、大学4年間に必要な単位をほぼ取り終えていたそうです。

一方、兄は卒業に必要な単位数の約3分の1しか取れておらず、

留年せずに卒業するのが難しい状況にありました。

 

彼には、逃避癖があり、常に嫌なものから目をそらして生きていきました。

その癖が原因で、出席単位数が足らず、単位を取得することができなかったそうです。

 

 

〇近所のメンタルクリニックで相談

ある日、兄は逃避癖についてインターネットで色々と調べてみたそうです。

すると、その中にADHDという発達障害があり、

その症状を見てみると、自分にあてはまるものがほとんどだったそうです。

逃避癖のほか、注意力の欠如、集中力の欠如、強い衝動性が当てはまりました。

 

そこで、近所のメンタルクリニックで診断をしてもらうことに決めました。

初診の際、兄は医師に、大学の卒業が危ういことや、

サークルでの人間関係に対する不安、

皆ができることが自分にはできないことなどを話しました。

その後、いくつかの質問や検査を受けた結果、ADHDと診断されました。

 

今後の対策について医師と話したところ、

心理社会的療法と薬物治療の2つを行うことをオススメされました。

兄は、医師が言う通り、両方の治療を試すことにしました。

 

 

〇治療のおかげで気持ちが上向く

治療を始めたことで、兄は少しずつ気持ちが晴れやかになったそうです。

弟である私から見ても、顔つきが明るくなったような気がします。

治療により、出席忘れが少なくなり、講義も集中して受けられるようになりました。

 

今までは、他の学生と話し合わなければならないため、ゼミを面倒くさがっていました。

しかし、心機一転し、いままで欠席していたゼミにもチャレンジしてみることにしました。

 

サークル活動では、飲み会の進行等を積極的に行うようにし、

メンバーとの関係を円滑にするよう努力し始めました。

 

兄は、「あのとき専門医に相談してよかった。心が晴れた」と言っていました。

弟である私は、兄の顔に笑顔が戻ってきて、とても嬉しく思います。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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