大学生の発達障害の生活の仕方

私は、大学生の発達障害の方の就学サポートをする仕事についていたことがあります。

そこでわかったことは、発達障害があるからといって、

進路を必ずしも諦めることはないということです。

 

発達障害にも程度や種類があり、

本人のやりたいことと、障害の程度や種類によっては、

周囲のサポート次第で乗り越えられることも多いのです。

 

しかしながら、そうしたサポート制度があるということを知らないまま

困っているご家族というのは意外と多いのではないかと思います。

 

大学内に自立支援課や、それに類するサポートの制度がないかを、進学時に調べておくと良いです。

発達障害の種類によっては、聴覚障害も併発していることがあります。

そうした場合は、ノートテイクなどのサポートを受けることができる場合もあります。

 

また、発達障害の大人は、相手の会話内容が次々に変わると、

ついていけなくなってしまうことがありますが、

そうした時に、周りが、今どのような会話なのかをゆったりと説明してあげることで、

うまくコミュニケーションがとれることも多かったです。

 

一見空気の読めない発言をしているように見えても、

本人の中では真摯な思いがあることも多いです。

そこで、馬鹿にされたり笑われたりすると、傷つきも大きいです。

 

ですから、周囲が、その人がどのような特性を持っているのか、

どういう言葉に反応しやすいのかを知っておいてあげることで、

トラブルを防ぐことができます。

 

発達障害がある場合、意外なことに熱中し、集中力がある場合もあります。

そういう人の場合、その興味を周りの人が受け入れ、応援してあげることで、

好きなだけ追求し、研究職につくという進路も考えられます。

 

狭き門ではありますが、研究職には俗にいう変わった人というのも多いので、

発達障害があっても、研究がきちんとできればやっていけることもあります。

 

親は、最低限の社会性を身に着けさせることは大切ですが、

あまり普通であるということにこだわらず、

子供の個性を伸ばすようにしてあげたほうが、成果が出るでしょう。

 

一見何の役に立つのかわからないようなことでも、

他の人よりずば抜けて集中してやることができた場合、

それが社会のなかで生きていく武器になることもあります。

 

家族の中だけで閉じこもってしまうことなく、

勇気をもって高等教育機関を目指してみるのも素晴らしいことだと実感しています。

障害を、マイナスに捉えず、とても個性的なのだと周りの人が捉えることで、

本人はうんと生きやすくなるのです。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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