個別支援級では学ぶ機会を奪っていませんか?

発達障害という言葉が随分と知られてきたこの世の中ですが、

果たしてどれだけの人が発達障害を理解できているでしょうか。

 

そういう私もどこまで理解できているか、定かではありません。

なぜなら、発達障害といっても症状は個々によって違い、

一人として同じ症状の人がいないからです。

 

さらに言えば、本来はその人の個性なのかもしれない部分までもが

発達障害の特長として捉えられてしまう事さえあると思っています。

 

発達障害の子どもを持つ親は、

日々試行錯誤しながらの子育てをしているのではないでしょうか。

もちろん発達障害のお子さんでなくても、

子育てに正解はないので親というのは試行錯誤しながら子育てをしていくものだと思います。

 

しかし、両者に明らかな違いがあります。

それは、発達障害の子どもを持つ親は、

親の責任、権限において自由な子育てをする事が許されない事がある、

という事です。

 

ここで一つの例として、個別支援級について考えてみたいと思います。

現在の義務教育は、親の希望が第1です。

とは言え一般級に在籍されるお子さんがほとんどなのでわかりにくいと思うのですが、

こういう事です。

 

何らかの支援が必要で、個別支援級に在籍することが望ましいと思われるお子さんでも、

親が一般級を希望すればそれが可能だという事です。

しかし、その逆は認められていません。

一般級から個別支援級への変更は親が希望しても、

必要な検査や面談を経て、専門家が許可を出さなければ認められません。

 

話が少し逸れましたが、私が考える問題はここからです。

子供が黒板に向かって席に着き、授業を進める先生の話を聞き、板書をする

という一般的な授業を、果たして個別支援級の子どもは受けられているのでしょうか。

私の子どもが在籍する個別支援級では一度も見たことがありません。

知人友人にもたずねてみましたが、やはり見たことがないそうです。

 

個別支援級ですから、個別に、その子に合った授業スタイルで対応してくださっているので、

当然の事ではないかと思われるでしょう。

しかし、残念ながら、個別支援級の「個別」とは名ばかりだと思い知らされました。

子供たちの個別の能力が、果たしてどれだけ尊重されているでしょうか。

 

子供の可能性を摘ままれているとしか思えない個別支援級。

生きて元気に家に帰ることが第1だと先生は考えているのでしょうか。

日本国憲法に定められた「教育を受ける権利」を剥奪されているとさえ思えてきます。

 

先に述べたように、子どもは親の責任と権限において

様々な体験の機会を与えられるのが当然と思っていました。

しかし、発達障害の子どもの親となってから知りました。

親の責任でも権限でも許されない事があるという事を。

 

できるできないではなく、チャレンジすらさせてもらえない子どもがいる

という事をもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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