不登校になった娘。

小学校6年生の娘には発達障害があります。

診断名はADHD。

忘れ物が多かったり、気が逸れやすく集中力が続きません。

 

しかし検査の結果、知的には問題がないので学校では普通級クラスに在籍しています。

担任の先生がとても熱心で、娘にに対する配慮には申し訳ないくらい手厚いので

なんとか学校生活を送ることができています。

 

娘は発達障害の影響から不登校気味です。

学校は素晴らしい配慮をしてくれていますが、それでもいけない日があります。

 

娘は自分が発達障害だということを知っていますし、受け入れてもいますが、

自分の友達に知られるのは嫌なようです。

 

友達がやっている当たり前のことが娘はできません。

例えば・・・。

45分間の授業を最後まで集中できないのです。

目立たずぼんやりしていればいいものを、

衝動性の強い娘は無駄なおしゃべりをし始め、周りも巻き込み授業を中断させてしまう。

 

そんな娘に先生も友達も注意をしてくれますが、娘には届きません。

空気の読めない子というレッテルは付いてしまいます。

 

また娘は自分にとって興味のないことには全くと言っていいほど意欲がわきません。

体育の跳び箱の授業の時、娘は嫌で嫌で仕方がなかったようです。

体育館の用具室に入り込みずっと隠れていたと後から先生に聞きました。

 

娘は跳び箱が得意です。

なのになぜ?

苦手だったり怖かったりするなら隠れるのもわかるけど、得意なはずなのに。

私には隠れる理由なんてわかりませんでした。

 

娘に聞いてみたら「簡単すぎてつまらなかった」となんとも言いようのない理由でした。

つまらなくても授業なんだからやればいいのに。

こんな簡単なことも気持ちの折り合いがつかず娘には意欲が下がり取り組めない。

このようなことが日常の中にいくつもあります。

 

理解のない人から見れば、娘は大きくなったのにいつまでも落ち着きがなくわがままな子に見えるでしょう。

ですが、これは脳の機能障害のせいでおこる行動なのです。

無理解から辛い言葉や視線を浴びせられることの多い娘を見ていると、

親としてとても悲しくなることばかりです。

 

娘は成長と共に自分がみんなとは少し違うことを感じています。

だからこそ友達には知られたくないと考えているのでしょう。

本当はみんなと同じように「ちゃんとやりたい」と娘は言います。

でも、できない。

おしゃべりしちゃうし、忘れちゃう。

やりたくないと思ったら気持ちを切り替えらない。

娘の辛さが不登校という形で表れてるのかもしれません。

 

わが子が不登校になっても冷静でいられる親はいないと思います。

私もそうでした。

何とか行かせようと試行錯誤。

怒った日もあれば懇願した日も。

でも、娘の辛さは解決できていないのだから何をしたって無理でした。

 

どうしようもない事だけれど、世間がもっと発達障害について知っていてくれたらと思います。

普通のことができなくたって大丈夫って。

あなたらしさがあればいいんだよって。

 

無理解がどれだけ当事者を傷つけているのか。

それを知ってほしいと思います。

 

娘は今も不登校ぎみです。

完全な不登校ではないのは、学校や先生が娘を受け入れてくれて認めてくれているからだと思います。

担任の先生が娘を温かく受け入れてくれる雰囲気がクラスの子供たちに伝わり、

カミングアウトはしていないけど「娘はこういう子」として認めてくれています。

だから辛くなって休むこともあるけど、また頑張ろうって学校に行けるのだと思います。

 

娘の発達障害は病気ではなく個性なので治るものではありません。

忘れっぽいところや空気が読めないところ、意欲が低い事、全部一生の付き合いです。

だからこそもっともっと発達障害に対して理解が広がってほしいと思います。

娘が大人になるころには、個性を認め合える社会になっていてほしいと思います。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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