障害者の就労について

私の知り合いの娘さんが、発達障害の中の学習障害と診断されたようですが、

現在20代前半です。

現在の職場に決まるまではいろいろとありましたが、今は毎日きちんと通っています。

時々その知り合いの方と娘さんでお茶を飲む機会がありますが、

彼女は話すことが大好きで、他人の私にも何でも話してくれます。

 

彼女の会社の話の中で気になることは、

障害者の業務指導担当者が彼女のような人々を全く理解していないということです。

彼女の話を聞いていると、本当にこれで業務指導担当者といえるのだろうか、

というような内容です。

 

以前の担当者が結婚に伴う引っ越しで会社をやめたのですが、

新しい担当者も同じようなタイプのようです。

例えば、彼女がマニュアルに沿って仕事をしているのにもかかわらず、

「そんなことしなくて良い」とか、

彼女に向かって「どうして何回言っても分からないの?」と言われるとか。

 

何回言っても分からないのが彼女の特性なのに、

また、彼女なりに一所懸命に時間をかけて覚えたマニュアルなのに

それを否定されてしまったら

何を基準にしたら良いか混乱して分からなくなってしまうというのに。

 

会社は専門性のある人を雇用しているようですが、

専門的な知識とはその程度なのか、

どうしたらそんな言い方ができるのかとがっかりさせられます。

 

彼女らも、職場のその上の上司に訴えたりもしているようですが、

上司の腰は重く、話し合いの場を持つまでにも時間がかかるようです。

 

彼女は、忘れ物や落とし物はちょくちょくしてしまっても人の心は分かる娘さんです。

彼女の家で飼っている小鳥の世話は、彼女が率先してやっていて面倒見も良いです。

業務指導担当者は「障害者に対してなら、こんなことを言っても大丈夫だろう、

これは理解できないからやらせないでおこう」と、

上からの目線で接してはいないでしょうか。

確かに、彼女らのできることには限界があるかもしれませんが、

彼女らなりに頑張ろうと工夫したり悩んだりしています。

 

発達障害の方の中には、言葉でうまく表現できない人もいます。

でも、指導者が毎日の態度や仕事ぶりを注意深く見ていたなら、

彼女らが真面目に働いているのかそうでないのかは分かると思うのです。

 

障害者雇用促進法が制定されてはいますが、

日常においても職場においても、何ら障害者についての理解が足りないのが現状だと思います。

近代化だ、IT化だとは言っても、人間同士の理解にはまだまだ時間がかかりそうです。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




広汎性発達障害 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL