発達障害の方の就職について

現在発達障害やうつの方の就職を支援する事業所で職業支援員として勤務しております。

この施設には30人ほど在籍しており、一般就労や障がい者枠で就労希望の方が

PCスキルやビジネスマナーを習得したり、

共同作業を行う中で人間関係の築き方を学ぶ場にもなっております。

 

この施設の正式名所は就労移行支援事業所といいまして、

障がい者手帳を取得している方、また心療内科において診断書が出ている方が通所できるしくみとなっており、

最大通える期間は2年間となります。

 

この2年で就労を目指していくのですが、現実問題として朝起きれずに事業所に通えない

(これは精神的なものも含まれます)、

人とうまく接することができない、

何の仕事をすればいいのかわからないなど、

個々の問題が発生しています。

 

2年の通所期間が過ぎてしまったら面倒を見ないというわけではなく、

他の事業所

(A型事業所:雇用契約を結び、半日程度で終わる軽作業の仕事を主に行います。

B型事業所:雇用契約は結びませんが、通所した際に仕事してもらうので、仕事した分だけの工賃がもらえます)

へ紹介し、きちんと引き継ぎをしていきます。

 

A型、B型に移ったとしても、その本人の調子が戻ってくれば

再び就労移行支援事業所に来ることは可能ですし、

無事にハローワークなどの求人に応募し就労につけたとして

そこで調子が悪くなってもこの就労移行支援事業所に戻ってくることも可能です。

 

現在この事業所に通う方で多い発達障害は、アスペルガー症候群の方です。

大学卒で就活せずにこの事業所に来た方が数人いるのですが、

共通しているのが学力があるがコミュニケーション能力が低く、

人を傷つけるような発言をしてしまって周囲を不愉快にさせてしまうことが多々あります。

 

職業支援員の役目としては、なぜその発言がダメだったのか、どうしたらいいのか、

という事を一緒に考えていきます。

なんせ当の本人は自覚がないのでノートなどにメモを取ってもらい、

またそのような場面があった時にはノートを見返してもらうようにして何度も反復学習をしてもらっています。

そして通所するメンバー同士が支えあえるよう、「話の場」という時間を設け、

自分自身の悩みだったり不安を吐き出して共感しあうという事を50分の時間の中で週1回行っています。

 

現在続けて3か月目なのですが、心の共有化を図ったことにより、

お互いの考えや障がいを理解しあえるようになり、

ランチをたべるときも自然と皆が輪の中に入れるような

あたたかい雰囲気が作れているのではと感じさせられます。

 

発達障害だから、としり込みするのではなく、その障害を生かせるような支援が

このような事業所ではできるかと思いますので、参考にしていただけたら幸いです。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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