普通高校に在籍する発達障害児の就職について

高校・特支などを卒業となる高校3年生。

高校であれば就職を、

特支などであれば、就職から福祉サービス事業所を利用するなど方法はたくさんあります。

 

実情として特支などに在籍している子だと、

障害児専門教育になるので学校をあげてサポートしてくれます。

1~3年次で職場実習をさせたり、

ハローワークや障害者就業・生活支援センターと協力して職業開拓を行って

就職に結びつけるなどつながりもたくさんあるので、比較的就職に結びつきやすいです。

 

一方、普通高校に在籍している子だと、

障害を学校側に伝えておらず協力してもらえない、

基本的なマナー(社会的ルールや暗黙のルールなど)が分からず

面接で落ちまくってしまうなどマイナス面が多く見られます。

 

現在グレーゾーンと呼ばれるお子さんが増えています。

「普通高校に入学できる学力を持っているが対人面につまづきがある」とします。

友達ができない、楽しくない、学校行って意味があるのか、

など思春期はさまざまなことを考えて不安になる年頃でもあります。

家族や学校の先生に相談しても解決してくれないと感じる子も多く、

理由が分からないまま不登校や退学などにつながってしまうケースも多いです。

 

障害が原因で他のことにも影響を与えてしまうことを一般的に二次障害といいます。

障害が受容されなかったり、適切なサポートを受けられなかったりしたため、不登校になる。

周囲が障害を持っている本人を支えられなかった結果起こる、

負の連鎖といってもいいかもしれません。

 

現在、普通高校に在籍している子でも使える

(発達障害という医師の診断書があれば使える)サービスとして

放課後等デイサービスがあります。

創作活動や余暇活動、レクリエーションなどを通じて、

人との関わり方や気持ちのコントロールの仕方を、集団の中で学んでいくという内容です。

サービスは事業所によってことなりますが、集団だったり、個別だったり

その子に応じて対応をしてくれます。

 

そんな放課後等デイサービスを利用しているお子さんだと、

事業所でつながりのある会社と本人の適性がマッチングできた場合、

就職することができるということもあり得ます。

 

ただ、こうしたサービスを利用しておらず、普通に就職するとなった場合、

面接で落ちてしまう子や運よく就職できても就職先での対人関係につまづいてしまい、

早期退職につながってしまうケースも多いです。

 

就職先に障害をもっている子だということを伝えられるでしょうか。

保護者も本人も納得していないと会社に伝えることはできないと思います。

また、会社も障害あるなら不採用です、対応できませんと

お断りされるパターンも多いと思います。

 

さらに、学校は教育理念を持っており、「学校教育でなんとかできる」と思っている先生、

放課後等デイサービスを利用することをよく思わない先生も多いです。

実際教育現場でその子の発達の度合いに合わせた学習内容の提供は、

普通高校では無理だと思います。

だからこそ放課後等デイサービスをはじめとする福祉サービスを活用してくれる保護者が増え、

それを認めてくれる学校・先生が増えてほしいと考えます。

 

普通学校のグレーゾーンの子こそ、

放課後等デイサービスを活用して対人面の成長をと思う次第です。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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