LD

LDとは、「Learning Disabilities」の略で、

学習障害という意味です。

 

会話はできるのに、文章が読めない。

文字を書こうとしても、正しく書けない。

計算という感覚がつかめない。

など、特定の学習能力に障害があるのがLDです。

 

読み、書き、計算、話すなどの、基本的な学習能力の内のどれかに障害があります。

その性質上、小学校に入学してからわかることが多い発達障害です。

 

計算ができないのは、加減乗除の概念が理解できないためです。

 

数字を順番に数えることはできる子でも、それを足したり、引いたりすることはできないことがあります。

3と2を足すと、5になるという概念が飲み込めないのです。

あるいは、計算の繰り上がりのところでつまづいたり、単位の換算がわからないという子もいるでしょう。

 

さらに授業についていくのを難しくするのは、聞き取りの問題です。

 

LDの子どもは雑音も、必要な音も、同じように聞こえてしまい、話の内容を理解することが難しいのです。

そのため、面と向かって1対1で話せばわかってもらえても、

教室で皆に向かって先生が話していることは理解できなかったりします。

 

LDの子どもは、視覚や聴覚には問題がないのですが、

それらの情報をもとに対象を捉える力に問題があると考えられています。

ですから、国語や算数が苦手な学習意欲の低い子とは根本的に違います。

 

LDの子どもは学習面だけに障害があり、他の面では何も問題がないため、

勉強ができないのは、「本人のやる気がないからだ」と責められがちです。

 

しかし、脳の障害のために勉強がわからないのに、

周りからバカにされたり、責められることはどんなに辛いことでしょうか。

その子の特性を見極め、温かく対応することが必要になります。

 

 

LDとADHDの違い

LDと間違われやすい発達障害にADHDがあります。

 

厳密には違うのですが、こうした障害は、

中枢神経の機能がうまく働かないことが原因と考えられています。

 

ADHDは、注意したり、行動を計画したりすることが苦手です。

行動上に困難があることから、集中して学習に取り組むことができない場合もあります。

 

LDの子どもの中には、ADHDや、自閉症を併せ持つ場合もあり、学習以外にも問題が表れます。

 

ADHDがあると、約束を忘れて守れない、忘れ物が多いといった不注意からくる問題や、

授業中に席を立って歩き回ったり、ちょっとしたことで友達と喧嘩を起こしたりしてしまうことがあります。

 

自閉症の特徴があると、人の気持ちを考えることができなかったり、

場面に適した行動ができないといったコミュニケーションの問題が出てきます。

 

LD単独の場合は、単におとなしい子として見過ごされてしまうことがあり、

かえって問題の発覚が遅れてしまうこともあるので注意が必要です。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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