グローバル発達障害という病気

発達障害と呼ばれる障害には、様々なものがありますが、

特定できるまでには長い間かかったり、

特定された後も、障害の域が変わったりということがあります。

 

お子さんの反応がおかしいな?

と感じたらすぐに専門医に相談することは大切ですが、

すぐに診断をあおることは間違いです。

 

ADHD(多動性障害)やASD(自閉症)といった比較的診断がつきやすい者の中にも、

軽症である場合から、重症である場合、

そして成長と共に障害が違った形で表れてくることなどもあります。

 

ですから、お子さんの場合には保護者の方が注意を払って観察をする必要がありますし、

大人であれば何かどうしても周囲と合わないとか社会生活をしていく上で

何かしらの不適合が必要以上にある場合など、

専門家に相談することで良い方法が見つかることがあります。

 

一番よくないのは、一人で悩むことです。

周囲に上手に助けを求めて社会に理解をしてもらえるようにしましょう。

 

私自身は専門家に従って発達障害の子供たちのトレーニングを行う仕事をしていますが、

そういった発達障害のある子供たちは、ただ健常児の子供たちとは違った発達をしていくだけで、

日々何かを学び、何かを感じ、そしてその子(人)なりの発達をしていきます。

ですから、みんなが同じように発達していくと思わずに、

人間の性質や特徴ととらえて、その特徴をもってして

どうやって社会生活を営んでいくのかということを考えていけばよいのだと思います。

 

私はグローバル発達障害という診断がついている子供の指導をしていますが、

保護者の方が、自分の子供に障害があると知ったときのショックはとても大きいものでした。

預け先の保育園の先生から、発達の程度に問題があると告げられた時には、

そんなことがどうしてわかるんですか?と拒否していました。

 

ただ発育が遅れているだけなのかも、そのうち言葉が出てくるかも

という期待もありましたが、その子の場合には極度に健常児ができることができない状態にありました。

 

そのうち、専任の保育者を一人つけなければ園ではとても預かることができない、

という状態になってから初めて保護者の方がお医者さんに連れていき、

グローバル発達障害という診断がおりました。

 

この障害は、すべての発達エリアにおいて極度の遅れがみられる障害です。

ですから、人生の過程でどれくらいの成長を遂げられるかということについては、個人差がだいぶあります。

それぞれの分野の専門家と一緒に、いろいろなトレーニングをすることで、

できるようになることも増えますが、相当なトレーニングも必要で、

例えば学力レベルにはあまり現れないアスペルガー症候群や

軽度の自閉症、ADHDとは全く違った障害です。

 

例えば、6歳の段階でまだ1歳半から3歳程度の発達という具合で、

そのまま成長した場合にも、実際の年齢と脳の発達年齢(できること)に開きがあります。

こういったお子さんと向き合うには忍耐も必要ですし、

ある程度専門家や人に任せるということも必要です。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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