見た目ではわからない難しさ

私の従兄弟に発達障害の人がいます。

彼は私より3歳年上で、住んでいるところが遠いので、数年に一度会う位でした。

彼は背が高く穏やかな性格で優しい人です。

 

そんな彼が発達障害だとわかったのは、大人になってからです。

どんな仕事についても、仕事が覚えられず長続きしないのです。

言われた事が覚えられず、作業が進まず上司に怒られてばかりだったそうです。

真面目な性格の彼は、あまりに仕事が続かないのでネットでいろいろと調べたそうです。

ネットで調べると発達障害という言葉にたどり着き、病院を探し誰にも相談せず一人で行ったそうです。

 

結果はやはり発達障害でした。

大人になってから発達障害だとわかる人は多いそうです。

見た目ではわからない難しさがあると思います。

子供の頃ならば、勉強ができない、理解力が足りないと感じる事もあるかもしれません。

ですが、それを心配してわざわざ病院へ連れていくという所までは及ばないかも知れません。

そのため、発達障害という診断が遅れるということはあると思います。

 

これは親心を考えると複雑な気持ちになります。

まさか自分の子が発達障害とは思いたくないと思います。

その一方で、万が一を考えて病院に連れていく親もいるでしょう。

 

彼の母親も、彼が発達障害だとわかった時、ひどく自分を責めたそうです。

ですが、個性ともとれる内面的な部分なので判断は難しいと思います。

彼の父親は発達障害とわかった後も理解が足りず、彼を責めるような事を言ってしまうそうです。

父親としては今までと何も変わらないのに、発達障害と言われても反応に困るのでしょう。

 

彼自身は発達障害とわかり、気持ちが少し楽になったとは言っています。

それでもやはり、言われた事が出来ず、人を怒らせてしまう事に関しては心を痛めているようです。

 

見た目でわからない分、本人が一番悩み苦しんでいるのだと思います。

言わないと理解されませんが、言っても理解されにくいのが現実だと思います。

実際、発達障害という言葉は以前より耳にする機会が増えたと思います。

しかし、どのようなものなのかを理解している人は少ないです。

 

私自身、ネットで調べたりして、理解はしているつもりです。

ですが、いざ発達障害の彼を目の前にすると、反応に困る部分も沢山あります。

何度も同じ事を言っているうちにイライラしてしまう自分がいるのです。

その度に彼はこういう人だからと自分に言い聞かせます。

私がイライラするよりもずっと彼は苦しんでいるのです。

知識を深めるだけでなく、本人の気持ちを考えることも大事なのだと思います。


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