発達障害の人と暮らすということ

私の最初の主人は発達障害です。

結婚するまで、なんとなくこだわりの強い人だなぁ位しか気にならなかったのですが、

いざ結婚生活が始まってみると、毎日が本当に驚きの連続です。

 

決まった銘柄のシャツしか着ない、自分のものだけを洗濯しないと嫌だという、

生活におけるこだわりはある程度は受け入れられます。

けれども、子供が生まれ、親としてのふるまいを求められる場面でも、

そのこだわりは顔を出すのです。

「子供が~」ではなく、「自分が~」という要求が一番です。

 

子供たち小学生の時のエピソードですが、

夏休みに「プールに連れて行ってやる。」

というで大喜び子供たちは大喜びで準備をして当日を迎えます。

 

我が家は娘が二人なので更衣室は私たちとは別なのですが、

着替えをすませプールサイドに出てみると、主人は洋服のまま片手に本を持って出てきました。

そして「じゃ、泳いで来い。」とそのままベンチで休んでます。

その時の子供たちの悲しそうな顔は今でも忘れられません。

 

後日、主人になぜプールに入らなかったのかを聞いてみたのですが、

「連れて行ったのだから、何も問題はないだろう。なぜそんなことを聞くのか?」

と言われました。

 

発達障害の方は、気持ちの共有ができないです。

相手の気持ちに寄り添う、言葉の裏に隠されたものを読み取る、こういったことは苦手ですね。

しかもそれを説明しても理解してもらえないことがほとんどです。

 

私も初めは一生懸命説明して理解してもらおうと、あれこれと試してみたものですが、

いつしか疲れ切ってしまいました。

なんとなく元気がでなくて、鬱々として不眠気味になって心療内科を受診したことで、

長年の疑問がやっとはっきりしました。

 

主人の成育歴や、家庭での行動や言動をお話して、

「それは発達障害という障害ですよ。

ご本人も生きづらさを感じておられたのではないでしょうか?

でも、その弊害であなたも少々お疲れのようです。

あなたのような方は結構たくさんいらっしゃるんですよ。

カサンドラ症候群といいます。

一度ご主人も一緒に受診されるとよいのですが。」

と言われ本人も受診をしたのですが、結局本人が自分の障害を受け入れられず、

やがて私たちに攻撃的になってしまったので離婚に至りました。

 

発達障害の方は本人も大変でしょうが、それを支える家族もそれ以上に大変な思いをしています。

ネットの情報も、本人向けのものを前面に出すのではなく、

周りの人の知りたい情報ももっとたくさん出てきて欲しいものです。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




広汎性発達障害 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL