発達障害として生きていくことは工夫次第で全く苦ではない

数年前までほとんどの人が知らなかった発達障害、

今や誰もが知る言葉となりました。

 

そもそも発達障害という概念は最近出来たものであり、

昔であれば変わり者や無能の烙印を押されていた者が

今は発達障害という括りで社会的に保護されるようになりました。

多様性を認め合いより良い社会を作っていこうという中でこれは大変素晴らしいことです。

 

私の友人に発達障害者が居るのですが、

発達障害として生きている一人の人間の事例をご紹介しましょう。

 

私もその人の詳しい病状までは知らないので適当なことは言えないのですが、

とにかく彼は発達障害でスマートに生きていくことが苦手な人でした。

 

そんな彼も一応は就職して働くのですが、

やはり発達障害が邪魔してスムーズに仕事をしたり

職場仲間とコミュニケーションをとるのが少々苦手なようでした。

 

また、勤務時間も長く朝早く出勤し夜は遅く帰ってきて

後は夕食を食べて風呂に入ってほんの僅かな自由時間だけがあって後は寝るだけ…

このような生活をしばらく送っていたことにより

自分はなんのために生きているんだろうと自問自答するようになりました。

 

ある日、発達障害やADHDというワードをインターネット上で知り、

簡易検査をしていくと恐ろしいように自分と特徴が一致しているのです。

そこで初めて自分は発達障害であるということに気付き、精神科に通院するようになりました。

 

通院する過程で、彼はどんどんと自分の人生を見つめ直すようになりました。

まず、精神医療センターというのは様々なパンフレットがありますが、

その中には障害年金のパンフレットも大抵置いてあるものです。

発達障害でも通院歴があり、診断書や各種書類を市役所に提出して

認められれば障害年金が支給されるのです。

 

彼は通院し薬を服用する傍ら、まず障害年金を支給することを目指しました。

その結果、数カ月後には無事障害年金が支給されることを年金機構に認められ

以前のような長時間労働をする必要がなくなりました。

 

余談ですが、彼には一つ生きていく上で問題点があり、

それは親と同居することに苦痛を感じていたということです。

しかし長時間労働をしていては一人暮らしをして

家事を全て自分でするなど出来るはずもありません。

 

しかし、障害年金の獲得は彼の生き方を大きく変えました。

年金という確実に入ってくる収入源があることでそれまで勤めていた会社を退社し、

障害者枠を利用した軽いアルバイトに変更します。

(障害枠で雇用されれば雇い主はその人が障害者だということを理解しているので、

事情を配慮してもらう意味でも発達障害であれば障害者枠で働くことを強くお勧めします。)

 

そして彼は障害年金とほんの少しのアルバイトの収入だけで安いアパートを借りて、

悠々自適の一人暮らしを送っているということです。

 

昔だったら長時間労働という苦痛、親と同居するという苦痛の

二重苦に苛まれながら生きてきた彼ですが、

発達障害と認定され障害年金を獲得したことで

今ではとても幸福な人生を送っているということです。

 

彼は発達障害者の中でもかなり幸運な人生の歩み方をした人です。

私はこんな厳しい時代だからこそ、

一人でも多くの発達障害者が幸福に生きられることを心から願っています。

 

文中で紹介したように、鍵となるのは障害者認定、障害年金、障害枠雇用です。

これらを上手く使うことにより、きっと今までよりも良い人生が歩めると思います。

少しでも自分が発達障害かなと思ったら、

勇気を出して精神科を受診してみるといいかもしれません。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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