母と50年間同居していた独身の妹について

表題のとおり私の妹は、行かず後家のまま

50代になっても私の母と同居していたのですが、

15年くらい前から、妄想や幻聴があるようなことを聞いており、

そのうち何年かおきに精神病院に入退院を繰り返すようになっていました。

 

2016年の春GW前に、突然母から、統合失調症の重篤な状態で入院したと聞かされ、

GW後に見舞いに行くと、妹は意識不明で、体は土色をしていて、

あちこちにカテーテルを入れられ、尿袋を付けられ、

硬直したような変な格好のままベッドに寝かされていました。

 

医者も死んでもおかしくないと言うし、私はもはや妹は現実世界には帰ってこないと思いました。

その後月一程度は見舞いに行っておりましたが、

7月に意識を取り戻し、8月には起きて車イス移動はできるようになり、

9月末には何とか自力歩行できるまでになり、

退院するにあたって、母のいる実家ではなく、

とりあえず、兄である私の家(家族もいますが)に引き取ることにしました。

 

それから、最初は自宅内での階段の上り下りや日常動作によるリハビリ、

そのうち近所への散歩、図書館通い等を経て、

自立支援組織のお世話で自立支援A型作業所に通うようになりました。

 

翌2017年5月までの8か月間、妹の起居動作や行動を見るにつけ、

統合失調症の残遺状態は少しはあるにせよ、もともと少しおかしいのではと思い始めました。

 

・そういえば子供のころから、家に遊びに来るような親しい友達はいなかったこと。

・男と付き合っても長続きした試しがない。

(あとで相手に訊いても、別れた理由がわからない。)

・どうも自分だけのマイルールがあるようだ。

・人の気持ちがわからない。

・自分が思っていること、感じていることは周りの人間も分かっているはずだと思っている。

 

その他にもいろいろ思いあたることがあり、

これはどうやら最近巷でちらほら聞くところの「大人の発達障害」ではないかと思うようになった。

 

そういえば、私たち兄妹の実の母と53年ぶりに会った時のことを思い出した。

その時の実母の表情・顔は不自然だった。

感動も嬉しさも何も感じず、それどころか少々の嫌悪感を持たれた感じで、

「○○(妹の名)には会いたいけどなー。」と言ったのだ。

私もそれで嫌悪感を持ってしまったので、実母とはそれから二度と会っていないが、

ははあ、なるほど、そういえば「発達障害は遺伝する」と本に書いてあった。

 

実母は私が5歳、妹が2歳の時に、私たちを置いて私たちの父から逃げたあと、

実母の兄(妻と離別、男児2人あり)を頼り、兄の早死後は兄の子を我が子のように育てたらしい。

 

さいわい妹の場合、発達障害の程度がそれほど重度ではなかったため、

また、昔はそんな病気?の社会的な理解がなかったため、

私を含め、周りの者は気付かなかったのだが、

この程度であれば、周りの人間が正しい認識を持って

多少の支援をしてやれば自立も不可能ではないと思うようになった。

 

今、妹は私と同じ市内のグループホームのお世話になり

自立支援B型作業所(立地的にA型がなく)に通っている。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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