カサンドラ症候群の情報と改善策を願う

発達障害というと「子供」というイメージがありますが、

最近は「大人の発達障害」で悩んでいる方も少なくありません。

その中でもパートナーの発達障害に悩み、静かな悲鳴をあげるしか方法がない人もいます。

 

というのも、パートナーの発達障害について

悩みを打ち明けられる場がまだ日本には整っていないからです。

知人や友人に話すと愚痴と取られてしまいます。

そうなると悩みを打ち明けづらくなり、

さらに、自分が間違っているのかもしれないと自己否定に追い込まれます。

もっとひどくなると体調悪化やうつ病などに繋がることもあります。

 

パートナーが大人の発達障害の場合に起こりうるものとして「カサンドラ症候群」があります。

「大人の発達障害」は当事者の両親が子供の頃には気づかなかったり、

見てみぬふりをしてしまったことが原因だと思います。

 

大人になって発達障害であることがわかった人は、

子供の頃に目立った学習能力の遅れがありません。

問題なく学校に通えることから見過ごしてしまいます。

気づかなかったり、見てみぬふりをしてしまう程度であれば

そのままにしてしまっても仕方がありません。

 

しかし、社会に出ると生きづらさを感じたり、

家庭を持った途端その中でうまく振る舞えなくなり、

その苦しみから自分が発達障害であることに気づきます

 

また当事者は全く気にしていなくても、パートナーが気付くというケースもあります。

後者の場合、当事者は何ら問題なく社会生活を送ることができていますが、

パートナーは計り知れない苦労と大変な生活を送っています。

この場合、診断を受けるにあたってもパートナーの意思がなければ

医療機関に行くことができません。

暮らしやすさを考えたくてもパートナーの協力をなくしては難しくあります。

 

現在の日本では発達障害と比例してパートナーが苦しんでいるにも関わらず、

手を伸ばして助けてもらえることはありません。

その存在を知ってもらうこともありません。

 

このように苦しむ人達を救っているひとつとして

「旦那さんはアスペルガー」というコミックエッセイがあります。

苦しんでいるのは自分だけではないということ、

同じように悩んでいる人がいるということを確認することだけでもとても救われます。

 

また、まだ数少なくはありますが、

パートナーの発達障害に悩む人達が集う自助グループなどのコミュニティも大きな助けとなります。

発達障害というと当事者本人やその家族の苦労が取り上げられていますが、

中にはパートナーの発達障害について悩んでいる人が多いという情報がこれから広まっていき、

その改善策を多くの人で分かち合えるような世の中になればと願います。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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