アスペルガー症候群の友人について

おそらくアスペルガー症候群ではないかと思われる友人について書きます。

彼女と出会ったのは中学3年のクラスで、最初の印象はおっとりしていて、やさしい子という印象でした。

同じ高校に進学してからは、毎日一緒に学校に通う様になりましたが、

そのときくらいから会話が弾まないなと思うようになりました。

 

元々おとなしい性格の彼女だったので、さほどは気にしていなかったのですが、

会話のキャッチボールができないのです。

なにか冗談をいったりしても笑ったりすることもなく、

私の話がつまらないんだろうな。と軽く受け流していました。

 

付属高校の短大に進むと聞き、(私は他大学へ進学しました)

ほぼ100%受かる試験の面接の練習のときのことです。

彼女は何度も何度も首をかしげていました。

どうやら面接がうまくいかないようです。

なんとかして短大には進むことはできたようでしたが。

 

会話は弾まないものも、性格は本当にやさしい子だったので

学生になっても社会人になっても共通の友人を通じてずっと付き合いは続いていました。

 

問題は、彼女が社会人になってからのことです。

就職活動は一個も内定がもらえず、アルバイトや派遣を転々とする様になったのですが、

そこで言われるのが「コミュニケーションをきちんととってほしい」

「何かの障害なんじゃないのか」という言葉を職場の人から言われるようになったそうです。

仕事はどれも1年もしないうちにすべてクビになったそうです。

 

私は彼女の元々の性格だとずっと思っていたのですが、

「何かの障害」と聞いてから彼女の病気について調べてみることにしたのです。

そしたら、アスペルガー症候群にもっとも近い症状であることがわかりました。

 

とある会話の中で、彼女の1歳下の弟が35歳になって子供が3人いるという会話になったとき、

私が「中学生の頃は半ズボンだった弟君がね。。。」と感慨深げに言ったところ、

不思議そうな顔で「今も半ズボンはいてるよ」というのです。

話の流れだと私がいう半ズボンはいわゆる子供がはくズボンであり、

そのニュアンスも伝わらなかったのです。

 

ときに、私が皮肉めいたことをいうと、「そんなことは言ってはいけないよ」と真面目な顔で注意されました。

私は言ってはいけないとわかってても気分が悪くて言ったしまったことに対して、

ちょっと笑ってほしいくらいの気持ちで言ったのですが、彼女には皮肉も通じないのです。

男性とのお付き合いも数か月としか続いたことがなく、

別れた原因をきいても「相手が何を考えているのかわからない」のだそうです。

 

アスペルガー症候群は人の気持ちの深い部分を理解することがなかなか難しい障害なんだな。と思います。

彼女の場合本当に素直な性格で、勉強も子供の頃の集団生活もさほど問題は無かったのだと思いますが、

大人になるにつれ生きず辛くなっているように思います。

 

ただ、気の毒なのは性格のせいでとか誤解されてしまう場合があることです。

最初は気づきませんでしたが総合的にみてこの障害があるように思われます。

今後、会話が咬みあわなかったりしたときは、わかりやすく説明してあげることが大切なのかなと思います。

多くの人に理解されることを願います。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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