アスペルガー症候群

自閉症として診断される症状としては、

①対人関係の障害

②コミュニケーションの障害

③強いこだわりを持っているために、興味や行動に偏りや制限がある

という3つの特徴があります。

 

これらの3つの症状が、3歳以前からハッキリと認められる時、自閉症と診断されます。

 

一方、同じ広汎性発達障害でも、言語や認知に遅れがない子

具体的には2歳までには単語、3歳までには二語文が確認できて、

かつ、コミュニケーションに問題がない

という場合に、アスペルガー症候群と診断されます。

よって、アスペルガー症候群のことを、高機能自閉症と呼ぶこともあります。

 

こう聞くと、アスペルガー症候群は自閉症よりは、

症状が軽い障害だと考えがちになりますが、障害が軽いゆえの困難もあります。

 

アスペルガー症候群の特性は一言でいうと、マイペースだということです。

 

言語に遅れがなくても、人に話しかけるタイミングや、敬語の使い方、

言語の理解の仕方などコミュニケーションに困難さを持っています。

 

アスペルガー症候群の子どもには、話し方に抑揚がなかったり、

話していても回りくどく要領を得なかったり、妙に理屈っぽい印象を与えることがあります。

また、意味を文字通りに受け取ってしまい、皮肉や冗談が通じにくいこともあります。

つまり、アスペルガー症候群と診断された場合でも、

コミュニケーションに何らかの障害がある子どもも少なくありません。

 

自分が納得のいかないことをとことん質問し、相手の意見を認めることができないケースや、

気を利かせるという判断ができないこともあります。

 

このギャップの大きさが、実生活でさまざまな困難を招く原因となってしまいます。

マナーをわきまえない、無神経で身勝手な人というレッテルを貼られることになるのです。

 

自閉症の人のほうが、その困難さが周囲からもわかりやすいので、

周囲の人も受け入れて支援がしやすいのですが、障害が軽ければ軽いほど、

その障害に周囲が気付かず、誤解されやすくなってしまうのです。

 

アスペルガー症候群を持っている大人の多くが、

何となく生きづらかった」と感じていると言っています。

 

ですが、アスペルガー症候群には基本的に知能の遅れはないので、

適切な働きかけを続けていれば、大学に進学したり、就職して自立できるようになります。


アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル




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